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香港ニュースタンダードクラブ
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プノンペン(カンダル州)からタイのの国境ポペイトまでの国道5号線の改修計画
プノンペンに隣接しているカンダル州より、タイまで続く国道5号線全長366キロの改修工事が進んでいます。この道路は、カンボジアの主要ルートで、経済発展に伴いい交通量の増加に対応し、隣接するタイとの貿易促進を更に増加させます。

1つ目は、バッタンバンからセリーソホーンの都市までの84キロをカバーしています。
2つ目は、スリーマームからバッタンバン市まで、146キロメートル以上をカバーしています。
3番目のセクションは、プレクダム橋からパーサット州のスリーマームまで135 km以上をカバーしています。

国道5号線

プノンペンからベトナムの国境バベットまでの高速道路計画
プノンペンとシアヌークビル間の高速道路計画に続く第二弾となります。
全長は約135 km、プノンペンからベトナムの国境であるバベットまで続きます。
バベットからベトナムに入ると、すぐ先に、ホーチミンがあります。
ここの人口は900万人という大きな都市です。プノンペンは約200万人ですから、比べるとかなり大きいです。

プノンペンーホーチミン

国境からホーチミン

カンボジア沿岸地域の港の位置
現在、カンボジア沿岸地域であるシアヌークビルでは大きな港が稼働しています。
他、カンポットでは大型の港の建設が進んでいます。
グーグルアースで確認できます。
そして、ダラ・ソカー周辺でも大きな港の建設が計画されています。

2023年にシアヌークビルからプノンペン間の高速道路が完成しますが、同時にシアヌークビルからカンポットやダラ・ソカーエリア間の道路もきれいになります。これによりアクセスが格段に速くなります。
道路としては大きなものになりますが、冷静に考えるとこの周辺のエリアはシアヌークビルを中心に一体感のあるエリアになりそうです。

沿岸地域

拡大

2020年現在 カンボジア国内の空港の新設、改修プラン
カンボジアの空港の件ですが、現在、5つの空港が工事をしています。

新しく建設される空港
・プノンペン国際空港
・シェリムアップ国際空港

滑走路の増設や改修空港
・シアヌークビル国際空港
・ダラ・ソカー国際空港
・モンドルキリ空港

空港自体はもっと有りますが、現在、5つの空港で工事が進んでいます。

特に、プノンペン国際空港とシェリムアップ国際空港は、新しくなるというところが、今後の経済を発展していくために力を入れているのがわかります。

また、シアヌークビル国際空港も同じく、更に多くの人を受け入れるための改修工事が進んでいます。

CBRE

タイ湾に面した沿岸地域は既に開発が始まっています。
ダラ・ソカー国際空港とシアヌークビル国際空港は、そんなに離れていません。直線距離にして80キロくらいです。

シアヌークビルからカンポット、ケップはリゾート地として開発されていますが、その真ん中に位置するのがカンポットです。深海港の建設も進んでいます。

シアヌークビルはマカオ的な開発ですが、カンポットやケップは高級リゾート地として開発されています。

沿岸地域

ダラ・ソカー国際空港の拡大写真です。この一帯が開発されます。

空港写真

プノンペンの不動産価格上昇推移
これは、CBREが発表した2010年〜2019年までのプノンペン市内土地価格推移をグラフにしたものです。
2010年から緩やかに上昇をスタートして2014年以降は更に伸びています。

これは、マスタープランの実現によるものです。この時期に大きなプロジェクトがスタートしたり新たなプロジェクトが発表されたことです。
特に、中国の資金も大きく入り出しカンボジア経済が上昇傾向になった時期でも有ります。

今後は、当初スタートしたプロジェクトの完成やマスタープランのアップグレード、そしてインフラの完成と共に上昇していくと思われます。

推移

ダイヤモンド・アイランド
プノンペンでも特に人気のダイヤモンド・アイランドですが、ここは元々埋め立て地です。
今では立派な街になっていますが、2008年には単なる土地でした。

ダイヤモンド・アイランド

ダイヤモンドアイランド街並み1

ダイヤモンドアイランド街並み2

ダイヤモンドアイランド街並み3

プノンペンシティセンター
ここは2013年から開発が入り今となってはきっちり区画されています。
今後は、この敷地に商業ビルなどが建設されて洗礼された街になります。

市内

センター

センター

センター

フン・セン道路
プノンペンから南下したところはINGシティ開発が進んでいます。
ここはフン・セン道路が通り、その周りが開発されてきています。

イオン3号店もこの付近に建設されます。規模としてはかなり大きな開発となるので、プノンペンと変わらないほどの街になります。

市内南部

マスタープラン2020年 アップデート
プノンペンマスタープランの延長として、プノンペン東部ニューエリアより新しい幹線道路の建設がカンボジア政府より発表されました。

6つの州にまたがるこの幹線道路の建設により、東部ニューエリアに架かる橋が建設されることの重要性は、
さらに増すことになります。

プノンペン東部ニューエリアの交通インフラ工事といえば、
既存のマスタープラン内にある内環状線、中央環状線、外環状線、そしてスバイクラムブリッジを含む5つの橋ですが、ここに新しい幹線道路が加わることになります。
 
さてプノンペンより50kmほど東に行ったところにプレイベン州という街があります。
プレイベン州の人口は約100万人で、メコン川に沿った地域が多いことから、それを利用した田畑でお米をつくっており、カンボジアでも有数のお米の産地となっています。
そのためプレイベン州で農業に従事する人は80%を超えています。
 
このプレイベン州へプノンペンから行くためには、どこかしらでメコン川を渡らなければならない地形になっています。
 
@プノンペン北部にあるPrek Tamak Bridgeを渡り国道8号線をルート。

Aプノンペンより国道1号線を南下し、Neak Loeung Bridgeを渡りプレイベンに行くルート。
 
どちらのルートも橋のある北部と南部までグルっと迂回するような形になりますので、どうしても時間がかかってしまいます。
 
また、フェリーを使うにしても大型トラックは乗れなかったりしますので、大量輸送には不向きなところがあります。
 
そこでカンボジア政府は、プノンペン東部ニューエリアよりプレイベン州までの幹線道路を新しく建設すると発表しました。  
これはプノンペンマスタープラン内にある内環状線、中央環状線に架かる橋を使用することで、プノンペン中心地から東部ニューエリアへ簡単に渡河することが可能ですので、プレイベン州までの幹線道路が完成することで、時間と距離が現在の約半分という、大幅に短縮することが可能になります。
 
上周りルート
 走行距離:94.8km
 所要時間:2時間8分
 
下廻りルート
 走行距離:93.6km
 所要時間:2時間14分
 
新ルート
 走行距離:約50km
 所要時間:約1時間
 
カンボジア政府から発表があった資料には、内環状線と中央環状線に架かる橋の計画もしっかり入っています。

マスタープランアップデート

マスタープラン

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